本を読むことが好きであるにも関わらず「自分の趣味は読書です。」と言うことに対して抵抗がある人がいます。
なぜ抵抗があるかと言えば、「読書量がそんなに多くない」とか「読んでいるジャンルが大したことない」または「読書について語れるほどではない」といったことを考えているからです。
個人的には「えっ!趣味ってそんなにハードル高いものなの!?」って感じです。
自分が好きで気ままにやっていることであれば、それはまさしく趣味でしょう。だから何か勝手に読書に対するハードルあげちゃってるな〜と思ってしまうのです。
私は本を読むことが好きで読書することは人生の可能性を広げる素晴らしいことだと思っているので、沢山の人が読書を好きになって欲しいと考えています。
だからもっと趣味が読書好きの人を増やしたいし、読書の魅力を知って欲しいので、今回の記事では読書の魅力を伝えてみようと思います。
読書が趣味じゃダメ?
「私は読書が趣味です!」と周りに堂々と言える基準って存在するのでしょうか?
基準を考えるとするならば「読書量」と「読書のジャンル」になるでしょうが、別に年間1冊でも100冊読んでもいいし、ライトノベルを読んでいても哲学書を読んでいても趣味と言えると思います。
なぜなら冒頭でも述べたように、自分が好きで楽しんでいるのであれば、それは間違いなく「趣味」だからです。
ではなぜ周りの人に向かって堂々と「自分は読書が趣味です。」と言うことに抵抗があるのか?
それは周りの目を気にしているからです。
読書が趣味と周りの人に言えば、色々と質問されて、大したことない奴だと思われるかも知れないと内心では不安に思っているので、読書が趣味だと胸を張って言うことに抵抗を持ってしまうのです。
ですが、別に読書の専門家でも何でもないわけなので、そんなふうに思わなくて良いわけですし、馬鹿にしてくる人がいればそれは相手の問題なわけです。
他人の目を気にするのではなくて、もっと気楽に自由に読書を楽しみましょう。
まずはどんな本を読んだら良いのか?
読書を趣味にしたいという人の中には、まずどんな本を読んだら良いのか分からないという人もいると思います。
確かに本には文学やビジネス書、芸能関係まで無数のジャンルが存在しますし、書籍数も数え切れないほどあります。
その中から自分好みの本をみつけるのは難しく思えるかも知れませんね。
自分好みの本を見つけるオススメの方法
自分好みの本をみつける最も簡単な方法をご紹介します。
何を読んだら良いのか分からないという方も、この方法であれば見つかるのではないかと思います。
ちなみに自分も良く今から紹介する方法で本を購入していますが、結構良い本に巡り会えています。
その方法とは「一番大きな書店に行き、本を眺めてブラブラする」です。
最近ではAmazonや楽天などでも本を買えるので、本屋さんに直接足を運ぶことが少なくなってきたのではないかと思います。
読書に慣れていて目的の本が概ね決まっている人は通販で買うのが良いと思いますが、本をあまり読んだことがない人はそもそも何を読んだら全くわからない状態なので難しいと思います。
読書の入り口を開くためには自分が何を読みたいのかを知ることが大切です。
そのためには沢山の本を実際に眺めてみることが有効な方法です。
地域で一番大きな書店に足を運んでみましょう。そして何となく本の表紙を眺めながらブラブラしてみましょう。
気になる表紙やタイトルの本があれば手にとってパラパラと読んでみましょう。
数冊手にとってみると、そのうちいくつかは気になる・読んでみようかなというふうに感じる本があるはずですよ。
読書には人生を変えてしまうほどの効果がある!
読書を趣味にすると具体的にどんな良いことがあるのかについてです。
私は月に30〜50冊程度の本を読んでいますが、控えめに言って読書の効果は素晴らしすぎます。
読書を継続していくと、次第にその人の思考は変化していき、そのうち習慣が変わり、ついには人生も変わるのです。
本には著者が人生をかけ膨大な時間を費やして発見した知識や気づき、ノウハウなどが凝縮されています。
それをわずか数千円で手にすることができるのですから、投資効果も抜群です。
世界観が広がる
読書をすると自分の世界観が広がります。
なぜなら読書をすることで著者の経験を疑似体験することができたり、全く別の価値観に触れることができるからです。
世界観が広がると何が良いかというと、今まで見えなかった世界が見えるようになるのです。
人は(気づいていないかも知れませんが)それぞれ「自分の価値観」というフィルターを通して世界を見ています。
上の画像は「ルビンの壷」という有名な絵ですが、あなたにはどう見えるでしょうか?
黒い部分に注目すれば壺のようにみえますが、白色の部分に注目すると人間が向かい合っているようにもみえます。
自分の現在いる環境や経験の中でだけ物事を捉えていると視点が偏ってきて、次第に別の視点から物事をみることが難しくなっていきます。
偏った思考は行き詰まりを生み、人生の可能性を閉ざしてしまうことに繋がります。
幅広い視点から考えることができれば人生に行き詰まりにくくなり、より幸福な人生を歩みやすくなれるのです。
知識・教養が増える
読書をすると物事について幅広く深い知識を得ることができます。読書によって得た知識は、やがて心の豊かさを生み教養となるのです。
様々な知識を身につけ教養を得たとしても、率直に言ってすぐには役に立たないことが多いです。
例えば日本人として日本の歴史を深く知りたいからと、歴史書を沢山読んだとしても、それは即座に実社会では役にたたないかも知れません。
しかし、現代のような変化の激しい時代にはより教養を持つことの重要性が高まっているのです。
それはなぜでしょうか?
マサチューセッツ工科大学やハーバード大学などアメリカのトップクラスの大学では授業で古典を教えるそうです。
古典は古い過去の知識なので一見すると役に立たなそうですが、実は違います。
最先端の技術を教えたとしても、現代は変化の波が非常に早いのですぐに陳腐化してしまうのですが、古典にはどんな時代にも応用の効く、普遍的な真理が多く含まれています。
目先の変化を追うのではなく、古典を読むことで変化を作り出すことのできる土台を作る=教養を身に着けるという教育方針なのです。
教養を身に着けるために難しい本を読む必要は全くありませんが、できるだけ多くのジャンルの本を読んでおくか、もしくは興味をある分野を深掘りするのがオススメです。
収入が増える
「読書量と収入は比例する」
こんな言葉を聞いたことはありませんか?
あるアンケートで年収3000万円以上の人の読書量を聞いたところ、平均で毎月10冊以上の本を読んでいると回答したそうです。
毎月10冊以上なので年間にすると120冊以上は読んでいることになります。
文部化科学省の調査によると日本人の年間読書数は12冊程度なので、3000万円以上の年収の人は平均的な日本人に比べて10倍以上の本を読んでいることになります。
これを踏まえると読書量と年収が比例するというのもあながち間違いではないと言えそうですよね。
読書をする習慣がなかったという方は薄い文庫本などから読書をはじめて徐々に読書量を増やしていくとスムーズにいきやすいと思いますよ。
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